島田市 台所水栓不具合修理

島田市志都呂 台所水栓交換作業

島田市志都呂 台所水栓交換作業
本日は、賃貸物件の台所で起きた混合水栓の不具合トラブルについて、水栓本体の交換作業による修理の事例をご紹介します。賃貸物件を管理されている会社の担当者様から、島田市の物件で台所の水栓がグラグラしているとご相談を頂きました。水漏れはしていないので緊急性はなく、入居者の方と連絡を取って訪問日時を決めて欲しいとのことでした。入居者の方も特に急いではいないようで、日曜日の午前中にお伺いすることに決まりました。後日水栓を見させて頂くと、本体がかなりグラついていました。シンクの裏側から固定するタイプの水栓で、固定金具を締め直せば終わる簡単な作業かと思ったのですが、シンク下の収納内の荷物を避難して頂いて、収納内から水栓の裏側を覗き込むと、水栓を固定する金具が錆びて崩れてしまっていました。本来ある大きさの半分くらいの大きさになってしまっていて、手で触っただけでボロボロと崩れてしまう状態でした。こうなってしまうと水栓をしっかりと固定することができませんので、担当者様に連絡をして、水栓本体を新しい物に交換する内容にて許可を頂きました。当店が常備している混合水栓を使用して交換することになったので、そのまま交換作業を行いました。このタイプの混合水栓の交換作業は通常であれば30分程でできるのですが、今回は固定金具が水栓本体と錆びて一体となっており、通常の外し方ができず、錆びた部分を剝がしたり壊したりしながらなんとか水栓本体を取り外しました。水栓が外れると、ステンレスシンクの裏側に貼ってあった補強板も腐ってしまってグズグズの状態だとわかり、この板も再利用はできないので撤去しました。車に戻って、必要な大きさに木の板を切り、ホールソーで水栓を取り付けるための穴を開けて、部屋に戻ってシンクの裏から補強板を貼り付けました。改めて新しい水栓を取り付けて、水とお湯の管を接続して、通水後、試運転と水漏れや不具合がないかを確認して、2時間程かかってしまいました。恐らく取り付けが緩んでグラグラになった水栓の根元から水が入り込み、シンクの裏の木の板や取付金具が頻繁に濡れるようになってしまい、木は腐り、金具は錆びて、どちらもボロボロになってしまったのでしょうね。今回取り付けた水栓は、シンクの上から設置してシンクの上で固定するタイプなので、取り付けが緩んだりすることは起きにくいです。