富士宮市 排水管水漏れ修理
富士宮市青木平 排水管工事
本日は、築25年ほどの戸建住宅の屋外で起きた排水管の水漏れトラブルについて、排水管の交換工事の事例をご紹介します。富士宮市のお客様からお電話を頂き、家の周りで排水の臭いがして気になっているとご相談を頂きました。臭いに関するお悩みは電話での会話では判断が難しいため、直接お伺いして状況を調べさせて頂く事にしました。お客様のご都合に合わせて訪問し、気になっている場所にご案内頂きました。家の中では臭いは感じないそうで、建物の外周の一角で時折排水の臭いがするというお話しでした。建物の周りをグルグルと回りながらしばらくの時間、臭いの出所を探していましたが、一か所だけ他よりも地面が湿っているような気がする場所を発見しました。訪問した日も前日も雨は降っていませんでしたし、砂利を避けて湿っている場所の土の臭いを嗅いでみると排水の臭いを感じました。土の中で排水が漏れてしまっているのではないかと心配になったので、お客様に了承を頂いて、土を掘って排水管の状態を調べてみることにしました。予想は的中し、土の中で排水管が割れて、上流から流れてくる排水の一部が土の中へと染みこんでしまっていたようでした。地盤の変動や地震、樹木の根による圧力、重量があるものに負けてしまう、などなど、排水管が割れてしまう原因は様々なので、割れたのがどれくらい前なのか、なぜ割れてしまったのかまでは今回はわかりませんでした。上流側にはお風呂場と洗面所がありましたので、流れる排水の量も相当量になりますし、雨どいの配管もすぐ近くに接続されていましたので、雨が降る度に排水と雨水がたくさん土の中に浸透してしまったでしょう。割れたままの排水管では、臭い以上に地盤や建物への影響も心配になってしまいますので、問題が起きている排水管を部分的に交換することになりました。材料はすぐに手配できるものでしたが、夕方で暗くなり始めていましたので、時間的にそのまま続行は難しく、翌日の午前中から工事をスタートすることになりました。翌日、工事に必要な範囲の砂利を避けて、一気に土を掘っていきます。排水管を切断して新しくつなぎ直すためには、排水管よりも深い所まで掘り返す必要があります。今回の工事は、交換すべき排水管の距離も短かかったため、一人作業でお昼過過ぎには完了しました。何日も水を使わずに我慢して頂くような工事ではありません。砂利や土の掘り返し・埋め戻しの作業時間が大半にはなってしまいますが、水を使わないで頂きたい時間は今回は約1時間でした。割れてしまった原因の特定はできませんでしたので、再び割れたりしないかどうか見守っていく必要があることをご説明して工事は終了しました。