静岡市 台所詰まり修理
静岡市葵区安東 高圧洗浄作業
本日は、築14年の戸建住宅1階にある台所の排水詰まりトラブルについて、高圧洗浄機を使用した詰まり除去作業の事例をご紹介します。葵区のお客様から台所の水が全く流れないので困っているというお電話を頂きました。ここ最近、排水の流れ方が悪かったようで、市販の薬品を使用したりもしたそうですが、いよいよ完全に詰まってしまってお困りのようでした。台所が使えないととても不便なのですぐに見て欲しいというご希望でしたので、大急ぎで駆けつけました。一階に台所があり、シンクに水が溜まってしまっていました。収納の中を覗いて排水管への繋ぎ口を確認すると、排水管に排水ホースが差し込まれていてその部分がガムテープでグルグル巻きになっていました。この状態でホースを抜き取るとシンクに溜まっている水が流れ出て大変なことになりますので、ガムテープは触らずに屋外の排水マスを確認しに外へ移動しました。排水マスとは屋内の排水が建物の外へ出てきて他の排水管と合流する交差点のような場所で、台所やお風呂、トイレなどそれぞれの系統毎に設置されるのが一般的です。今回は台所が建物の一番手前の方に位置していて、台所の窓のすぐ外側にありました。フタを開けて中を覗くと油と濁った排水で溢れかえってしまっていました。お住いになって14年ほどとおっしゃっていましたが、油の蓄積量はちょっと多いような気がしました。お客様宅の台所の排水マスはトラップ付き排水マスと言って、台所から出てきた排水がアルファベットの「U」の字の形をしたトラップと呼ばれる部分を通過してから他の排水管と合流する構造になっていました。流れてきたものがトラップ部分に一度溜まりますので、重みのある物や汚れ、油分はすぐに流れていかずに停滞し、壁面に付着して蓄積しがちです。排水の臭いや虫の侵入を防ぐ役割を担うトラップですが、詰まりの原因が付着しやすいので、トラップのない排水マスよりも短い頻度で排水管の清掃をしてあげる必要があります。今まで一度も掃除をしたことはなく、その必要性も知らなかったとのことでしたので、入居されてからの蓄積分ということになりますね。今回は高圧洗浄機を使用した排水管内部の洗浄作業により詰まりを解消することになりました。高圧洗浄作業とは、詰まりや汚れの付着のある排水管の内部に、高圧力な水を噴射することで付着物を細かく粉砕し、そのまま水で洗い流す作業で、手の届かない土中や壁の中の排水管内で起きた詰まり除去作業において最も確実で強力な方法です。およそ一時間ほどで洗浄作業は完了し、シンクの水も勢いよく流れるようになりました。今後もまた、生活をする以上、油や汚れの蓄積は避けられませんので、定期的な排水管洗浄が必要であることをしっかりとお話させて頂きました。