袋井市 洗濯場排水詰まり修理
袋井市青木町 洗濯場排水トーラー作業
本日は築13年程の戸建住宅の洗濯場にて起きた排水詰まりトラブルについて、トーラー機を使用した排水詰まり修理の事例をご紹介します。袋井市のお客様からのご相談を頂き、状況をお聞きすると、洗濯機にエラーが出てしまうようで、排水されず途中で止まってしまっているようなので一度見て欲しいというお話しでした。お客様宅にお伺いして詳しく状況を見させて頂きました。排水の途中でエラーが出て止まってしまうということから、排水の詰まりが原因と考えられました。洗濯パンの上に洗濯機が設置されていて、洗濯パンの排水口部分に洗濯機の排水ホースが接続されています。まずは排水ホースを外して、バケツに汲んだ水を排水口に流し入れてみるとすぐに溢れてきました。屋外の排水マスや排水管には詰まりはみられず、先ほど流した水が少しづつ出てきているようでした。バケツの水を入れてすぐに溢れてきたので、排水口から近い部分で詰まっているか、遠い場所で詰まっていて排水口付近まで排水が溜まってしまっているかが考えられます。排水口部分はトラップ構造になっていて、衣類の繊維クズなどが蓄積しやすい場所です。トラップ部品周りには詰まりの原因となるものはなかったので、排水管内部で詰まりが起きているようでした。手作業では解消できない排水管内部の詰まりには、道具を使用してアプローチするのですが、今回はトーラー機という道具を使用して詰まりを解消させることにしました。トーラー機とは、金属製のワイヤーを排水管内に挿入し、ワイヤーの先端で詰まり箇所に穴を開けて開通させる道具です。解体した排水口部分からワイヤーを入れていき、2~3m程進ませた所で何かに当たった手ごたえがありました。柔らかい物に当たった手応えでしたので、その部分を開通させれば流れるようになると思われました。ワイヤーの先端部分は渦巻き状になっているので、ワイヤーを回転させることで詰まり部分に食い込んで進ませることができます。ワイヤーを回転させながらしばらく進ませていると、溜まっている水が流れて行く音がしてきました。バケツで水を沢山流して溢れてこない事を確認後、屋外排水マスにも水がきちんと流れ出てくる事も確認しました。洗濯機を元に戻して試運転、エラー無く無事に排水される所まで確認して修理完了となりました。