静岡市 給湯管水漏れ修理

静岡市清水区入江町 漏水調査

静岡市清水区入江町  漏水調査
本日は、飲食店の厨房内で起きた水漏れトラブルについて、漏水箇所の調査の事例をご紹介します。清水区の飲食店様から、食洗器下から水が沢山漏れてくるので修理して欲しいとご連絡を頂きました。既に食洗器メーカーには見てもらったとのことで、食洗器本体からの水漏れではないので水道修理業者に依頼してくださいと回答があったそうでした。現場に到着し、食洗器の前を見るとかなりの量の水が床面に漏れ出ていました。ライトで照らしながら食洗器の下を確認しましたが、どこから漏れているのかすぐにはわかりませんでした。電気配線のカバーをずらしてみると、床面から給湯管が立ち上がっているのが見え、そこから漏れてきているようでした。給湯管に何か強い衝撃があって床面部分で折れてしまったのかと思いましたが、破損した部品が一切見当たらなかったので、一旦給湯器の止水バルブで止水をし、詳しく調べることにしました。給湯器が4台あり、そのうちの1台だけ、止水ししても厨房内のお湯が止まる場所がどこもなかったので、今回水漏れしていた給湯管への経路のみの給湯器がその1台だということがわかりました。オーナー様に状況説明をして、色々とお話をお聞きして今回のトラブルの原因がわかりました。2年位前に食洗器を新しく交換した時に、別の経路の給湯管を分岐して食洗器につなげたことによって、今まで使用していた経路の給湯管が使用しなくなり、邪魔にならないように床面部分で切断したようでした。管を切断した経路は使用しなくなったので、給湯器のバルブにて止水してある状態だったが、誰かが知らずのうちに給湯器のバルブを開けてしまったことで、切断しっぱなしになっていた所から水が噴き出てしまったというのが今回の騒動だったと思われます。給湯器で止水したままの状態であれば特に支障はないため、原因特定までで修理する箇所は無く、止水バルブに使用禁止の張り紙をするという方法で解決となりました。結果、何か壊れて漏れていたわけではなかったので、大事に至っていなくてよかったと思いました。