静岡市 台所蛇口水漏れ修理

静岡市葵区千代田 台所蛇口本体交換

静岡市葵区千代田  台所蛇口本体交換
本日は、台所蛇口で起きた水漏れトラブルについて、蛇口本体の交換作業の事例をご紹介します。昨年の9月に台所蛇口の本体交換を行った葵区のお客様から、水漏れが気になるので見に来て欲しいとお電話を頂きました。新品に交換してまだ10か月でした。吐水口部分に市販の浄水器を取り付けていたお客様で、浄水器はそのまま再利用されたことを覚えていましたので、浄水器取付部分のパッキンの劣化の可能性を考えながらお客様宅へ向かいました。お客様に気になっている点をお聞きすると、蛇口の根元部分に水が溜まっている時があり、どこから漏れているのかはわからないというお話でした。初めに怪しいと思っていた浄水器の取り付け部分を確認しましたが、水漏れはありませんでした。照明でレバー付近を照らして点検していると、レバーの内部からの水漏れを発見しました。恐らくレバー内部のカートリッジ、もしくはОリングに原因があると思われましたので、止水を行いレバー部分の分解を行いました。カートリッジの破損やОリングの劣化は特に見られなかったため、再度組み立て直して通水してみました。しかし、水漏れは収まりませんでした。新品で取り付けて10か月使用ですので、メーカー補償で無料で修理できるため、お客様にお渡しした保証書を探して頂いたのですが、保証書はもうないというお返事でした。レバー式の混合水栓は通常2年間の補償が付いています。しかし、保証書がなければ無料の補償は受けられません。有料でのメーカー修理であれば受けることができますが、また交換して一年未満の蛇口に有料修理を行うのも今後が不安だと感じましたので、今回だけ特別に同じ蛇口の新品の物に当店負担で交換し直すという対応を致しました。ただし、今後は保証書をしっかりと保管して頂くこと、同じような不具合がまた起きてしまって保証書がない場合には有料での修理となることをお約束して頂きました。蛇口に限らず、何か新しい製品を購入した際には、必ず取扱説明書や保証書が付いてきますので、大事に保管しておきましょう。保証書は製品に入っている物ですので、当店が発行するものではありません。当店は色々な製品の取り付けは行いますが、それらの製品を製造しているわけではありませんので、新品の製品自体に不備があった場合は製造したメーカーに責任を取って頂く必要があります。保証書を保管していて、その後何も起きなければそれは幸いなことですし、何か起きた時に無料で受けることのできるのがメーカー補償です。新品の製品で何か起きることは本当に稀な事なのですが、ゼロではありませんし、実際に今回のように初期不良のような不具合は何百件何千件に一件の頻度で起きることがあります。保証書はしっかりと保管することをお勧めします。