掛川市　給湯管水漏れ修理

掛川市西郷 給湯管一部補修作業

本日は、飲食店の厨房内で起きた給湯管の水漏れトラブルについて、給湯管の一部補修作業の事例をご紹介します。掛川市の飲食店様から修理のご依頼を頂きました。厨房内の水道管から水が噴き出してしまったとのことで、なるべく早い修理をご希望でした。電話の後すぐにお伺いしました。厨房内の配管は全て露出配管の剥き出しの状態でしたが、銅管で配管されている所と、HTという塩化ビニール管で配管されている所と、ポリブデン管で配管されている所と、混在している状態でした。恐らく初めは全て銅管で配管されていて、その後、水漏れ修理の度に都度、別の素材のパイプで補修がなされてきたのではないかと思われました。今回は一見ポリブデン管部分の水漏れかと思われましたが、水漏れ箇所にテープで巻かれた保温材を剥がしてみると銅管部分にピンホールが開いてそこからお湯が噴き出てしまったという状況が確認できました。壁際ぴったりに配管されていましたので、このままでは銅管を切断して補修することができません。壁の向こう側にある配管の固定金具を外して、管を自由にすることである程度動かせるようにしてから切断しました。銅管の補修は通常はろう付けにより行うのですが、ポリブデン管との距離も近かった点と、お店が営業中の状況で修理のために給湯器にて止水を行っているため、時間をかけずに修理した方がよいという点から、今回はワンタッチジョイントという部品を使用して銅管の補修を行いました。ろう付け作業では、銅管を磨いてバーナーで炙りながらハンダ付けして接続するのですが、ワンタッチジョイントは切断した銅管同士を部品に差し込むだけなので、火を使うことなく短時間で用意に補修が可能です。今回は緊急の修理をご希望でしたので営業中でしたがお湯だけ止めて修理を行いましたが、ワンタッチジョイントはこういう状況ではとても便利でありがたいですね。厨房内にはまだ古い銅管部分が残っていましたし、何度も水漏れトラブルに遭われているようでしたので、時間とご予算に余裕のある時に古いパイプをまとめて配管し直した方がよいですねと提案させて頂きました。