静岡市　店舗トイレ詰まり修理

静岡市清水区追分 高圧洗浄作業

本日は、とある店舗の全てのトイレが詰まってしまったというトラブルについて、高圧洗浄機を使用した詰まり除去作業の事例をご紹介します。清水区のとある店舗様からのご依頼でトイレの詰まり修理にお伺いました。全てのトイレが詰まってしまっているとのことでしたので、屋外排水での詰まりを疑いながらの緊急出動でした。トイレは一階に男性用と女性用、従業員用の３箇所あり、全てが排水不良を起こしていました。そのまま外へ出て、屋外排水マスを一つずつ開けて点検していきました。結局、屋外排水マスも全て汚物で詰まっており、浄化槽の一槽目の入り口を起点に上流側全てが詰まってしまっている状態でした。高圧洗浄機により浄化槽一槽目の入り口から汚物を掻き出して、まずは排水管内の詰まりを除去しました。全ての排水管内の汚物を除去したにも関わらず浄化槽手前の排水マス内に水が溜まっていたため、トイレからトイレットペーパーを流して排水テストを行った所、浄化槽手前の排水マス部分が逆勾配になっていることがわかりました。排水管は上流から下流に向けて全て下り坂になっている必要がありますが、地盤や排水マスの沈下により勾配が変化することがあります。逆勾配（上り坂）状態になってしまうと、流れてきた物が止まって溜まりやすくなり、詰まりを引き起こします。水の流れに乗ってやってきたトイレットペーパーや排泄物は、タイミングがよければ浄化槽に落ちていきますが、そうでない時には手前で止まってしまい、それが溜まりに溜まってしまったのが今回の詰まりということのようでした。地面に埋設された排水管の勾配を修正するとなると大規模な工事になりますが、工事をしないのであれば毎日トイレの水を大量に流して、排水管内部に滞留物が残らないように予防して頂くしかありません。