菊川市 浴室蛇口水漏れ修理
菊川市大石 浴室蛇口交換作業
本日は、築15年程の戸建住宅の浴室にて起きた水漏れトラブルについて、壁付きタイプの蛇口本体の交換作業による事例をご紹介します。金曜日の夜に、菊川市のお客様から緊急のご相談を頂きました。お電話にて詳しく状況をお聞きすると、お風呂のシャワーが付いた蛇口は通常であればハンドルを「カラン」と「シャワー」の間の位置にすると止まるはずなのですが、ハンドルをどこに回そうにもシャワーからお湯が出っぱなしで、どうやっても止められず、とても慌てていらっしゃいました。蛇口の根元部分に止水栓が存在すれば、一時的にそこで水やお湯を止めることができますので電話で説明をしながら止水栓を探して頂きましたが、見当たらないというお返事でした。止水栓がないようなので、温度調節ハンドルを一番熱い温度まで回してもらい、給湯器の入り口周辺の止水バルブで止水する方法にて一時的にお湯も水も止まったようでしたので、そのままお待ち頂いて現場へ急行しました。実はこのトラブル、お風呂では比較的多いトラブルです。この症状が出るのは、「温度調節ハンドル」と「カラン・止水・シャワーの切替ハンドル」の両方が付いているサーモスタット付き水栓という蛇口で、どのメーカー製のサーモスタット付き水栓でも同じように起こっているようです。ある日突然、切替ハンドルが空回りしてしまい、操作不能な状態に陥ります。例えば、水やお湯を出した時に操作不能に陥ると、その後止めることができなくなります。一方、水やお湯を止めた時に操作不能に陥ると、次に使いたい時に出せなくなります。今まで多くの事例を見てきましたが、出っぱなしで止められないトラブルの方が多いようです。お客様宅に到着し、お風呂場へ。事前にお聞きしていた状況と、想定していた症状であることを確認しました。本来、この症状は「切替バルブユニット」という消耗部品を交換する方法にて修理することになります。しかし、切替バルブユニットは、メーカーごと・蛇口の型式ごとに種類も形も異なります。当店でもさすがに全てのメーカーの全ての部品を常備はしておりませんので、お客様が部品交換による修理をご希望される場合は、多くの場合、その蛇口に合う部品をメーカーから取り寄せる必要があり、注文後、部品が届いて再度訪問して修理が完了するまで、およそ数日から一週間ほどかかります。お客様は、お風呂が使えない状態で何日も過ごせないし、今回は蛇口自体を新しいものに交換してなるべく早く解決したいとご希望でした。車に常備している蛇口にて交換が可能でしたので実際に蛇口を見て頂き、その後のお時間も都合がよいとのことでしたのでそのまま交換作業に入らせて頂きました。通常、壁付タイプの混合水栓の交換作業は30分~1時間弱ほどで可能です。こういった突然の水のトラブルでも、緊急対応致しておりますのでどうぞ慌てずに、お気軽にご相談下さい。