静岡市 トイレ破損トラブル修理
静岡市葵区紺屋町 トイレタンク交換作業
本日は、飲食店のトイレで起こった陶器のタンク破損のトラブル、タンク本体の交換修理の事例についてご紹介します。葵区の飲食店オーナー様からお電話にてお問合せを頂きました。来客者が転倒された際にトイレのタンクが割れてしまったそうで、修理できるかどうか見て欲しいとのことでした。トイレは他にもいくつかあるため、破損したトイレのみ使用中止にして営業されているようでした。営業時間中でしたが状況を一度確認させて頂くために訪問させて頂きました。状況を見させて頂くと、陶器のタンクの底の部分が割れてしまっていました。恐らく座っていた人が後ろに倒れ、タンクの手前側から奥へと体重がかかってしまったのでしょう。便器の上に乗ったタンクは左右2点でボルトとナットで固定されていますので、そのボルト周辺が耐え切れなくなり割れてしまったようでした。割れた部分からタンク内の水が全て床に出てしまい、水道からは常にタンク内に水が補充されて大変なことになったのだろうと思われます。割れてしまった部分は水溜まる部分の底部分、さすがに陶器を接着剤で貼っての修理では漏れの心配もありますし、耐久性も脆く、完全な復元は非常に難しいです。それほど古い型でもなかったため、全く同じ型番のタンクが入手可能でしたので、取り寄せて交換する方法でご提案させて頂きました。ちなみに製造終了して何年も経ってしまった場合などは、同じ型番の物が入手できないこともあります。10年、20年前のタンクと比較すると貯水量の節水化が進んでいますので、設置されている物よりも水量の少ないタンクしか手に入らない場合は、タンクと同時に便器も交換する必要が出てきます。商品取り寄せに数日必要ですが、お待ち頂いて、後日交換に伺いました。交換作業となると工具や商品の搬入、割れてしまったタンクの搬出作業を伴うため、来客者の方にご迷惑がかかると思いましたので、営業時間前でスタッフの皆さんの邪魔にならない時間帯を事前に聞いていました。割れた陶器は非常に鋭く、怪我をすると深く切れますので注意が必要です。小さな破片でもケガにつながりますので、丁寧に床の掃除をしながら新しいタンクへの交換作業を進め、およそ30分ほどで無事完了しました。転倒された来客者の方も怪我がなかったようなのでよかったです。突然のトラブルでも、柔軟に対応致しますので、ぜひご相談ください。