静岡市　トイレ詰まり修理

静岡市葵区井宮町 高圧洗浄作業

本日は、一般住宅のトイレで起きた詰まりトラブルについて、高圧洗浄機を使用した詰まり修理の事例をご紹介します。葵区のお客様からトイレが詰ってしまい流れないので修理して欲しいとご依頼を頂きました。お客様ご自身でラバーカップで詰まり抜きを試みたそうですが、解消しなかったとのことでした。お伺いして詳しく状態を見させて頂きました。一度トイレの水を流してみると普通に流れたのでお客様がラバーカップをした時に解消したのかと思いましたが、色々とお話をお聞きしていると、半年くらい前にもトイレが詰まった事があり、その時は別の業者さんに高圧洗浄作業で直してもらったとの話題がありました。トイレの詰まりで高圧洗浄作業をしたということは、トイレ自体の詰まりではなく、屋外排水管での詰まりの可能性が高いため、もしかしたら今回も排水管内で詰まってしまっているのではないかと考え、トイレを何度か流していると、３回目には便器の水位が下がらなくなり詰まり状態を確認できました。今回もトイレではなく排水管の方で詰まってしまっているという事が確定しましたので、お客様と一緒に屋外へ移動しました。トイレの排水管は床下を通って屋外の浄化槽へと向かっていました。浄化槽の上流側に一つだけ排水マスがあり、詰まりは確認できませんでした。建物の構造上排水マスの設置が難しかったのか、その排水マスより上流側には他にマスがなく、トイレまでの距離もだいぶあり、その排水マスとトイレの間をつなぐ排水管内部で詰まりが起きていることは明らかでした。今回も高圧洗浄作業にて排水マスからトイレ方向にかけて排水管内部の詰まりを抜く作業を行う事にしました。高圧洗浄機のホースは10ｍありますが、排水マスからホースを入れても詰まり箇所には届かなかったようで、何も出てきませんでした。上流側から洗浄作業を行うためにトイレの便器を外し、そこから床下の排水管内部を洗浄するとやっと水が流れるようになりました。ひとまずトイレを戻して普段通り使用できるように戻りましたが、詰まりの根本原因が不明なままでしたので、カメラを使用した排水管内部の調査ができる業者さんに一度見てもらった方が良いというお話をしました。排水マスや浄化槽などで汚物が溜まって詰まるケースはありますが、配管の途中で半年の頻度で詰まりが起こるというのは稀ですし、配管に異常が起きている可能性が考えられるからです。勾配がおかしくなっていたり、割れている所から植物の根が侵入していたり、隠れた所に排水マスがあったりと、色々な可能性が考えられますので、頻繁に高圧洗浄作業をするよりは根本原因の解明と修理をした方が良いと思いました。