静岡市 排水詰り修理
静岡市駿河区古庄 高圧洗浄作業
本日は、店舗厨房内の排水詰り修理案件を紹介します。詰り修理のご依頼を頂いたのが、土曜日の夕方5:00位です。こちらの店舗様はとても人気がありいつもお客様で一杯で、土曜日や日曜日などは長蛇の列で、駐車場には警備員が出ているほどのお店です。通常ですと忙しい時間帯を避けて時間指定が入るのですが、今回は相当緊急らしく、直ぐに来てくれと言われました。現在の状況として、厨房内に設置されている排水溝に汚水が溜まり今にも溢れそうな状態との事でした。汚水が溢れ、飲食スペースまで流れこんでしまったら営業どころではありません。最短の時間でお店に到着しましたが、駐車場が一杯で車を止める事ができません。すると、店長様が警備員の方に事情を説明してくれてあったみたいで、厨房の裏のスペースに特別に車を止める事ができました。高圧洗浄機を使用するのには一番作業がやりやすいスペースです。先ずは状況を確認する為に厨房内を見てみます。とても広い厨房で厨房内には排水溝が4か所ありました。どれも汚水で一杯です。次に詰りを起こしている場所を特定する為に屋外に設置されているグリストラップから厨房内までの排水マスの蓋を開けて点検しました。グリストラップから厨房内までの間に排水マスが7か所あるのですがグリストラップから2つ目の排水マスまでの間のみ汚水が溜まっていませんでしたので2つ目の排水マスから厨房内にかけて高圧洗浄機のノズルを入れれば詰りが解消できることが解りました。早速高圧洗浄機をセットし洗浄にかかります。洗浄機のノズルを排水管内に入れてすぐに硬い塊に当たりました。これは油のカスが固まったものです。ごつごつと洗浄機のノズルを当てて油カスの塊を粉砕しながら除去していきます。相当油カスが詰まっているようで中々洗浄機のノズルが進んで行きません。そうしているうちに辺りが暗くなってしまいましたので灯光器を点けての作業となりました。しばらく油カスの塊を粉砕していくと一気に汚水が流れ出てきました。油カスの塊がダムの様に汚水をせき止めていましたが、その塊が無くなった事で汚水が流れるようになった様です。厨房内に戻り、排水溝に汚水が溜まっていないかを確認しましたが、4か所ともに詰りが解消されていました。汚水が正常に流れる事ができましたので、今度は排水管内の清掃を行います。あくまでも汚水をせき止めていた油カスが除去出来たことで流れは良くなりましたが、排水管内にはまだたくさん油カスが張り付いているはずです。ここで作業を辞めてしまったら排水管内に残った油カスがまた直ぐに溜まり詰りを起こしてしまいます。ですので排水管内に残って油カスを全部高圧洗浄機で掻き出す必要があります。お店の営業に関わる危機は脱しましたので、後は排水管内の汚水が透明になるまで気長に洗浄作業を行いました。グリストラップから厨房内までの排水管の洗浄を行い、汚水が完全に透明になった事を確認し本日の作業は終了となりました。