焼津市 浴室蛇口漏れ修理
焼津市すみれ台 浴室蛇口水漏れ修理
本日は浴室内の浴槽に設置されているシャワー水栓の水漏れ修理案件をご紹介します。
使用年数は12年位でお湯側とお水側にそれぞれハンドルが付いて、ハンドルを回す事により水量を調整するタイプの蛇口です。ツーハンドル混合水栓と呼びます。お電話でのお客様からの情報ではハンドルを締めても水がポタポタと落ちてしっかり止まらない状態と伝えられました。お湯側なのかお水側なのかは良くわからないとの事でした。緊急性は無いので修理はいつでも良いと言われましたが、同じ焼津の五ヶ堀之内営業所から10分位のお宅でしたのですぐに修理にお伺いしました。先ずは給水の元栓を閉めず実際にハンドルを開け閉めして水漏れの状況を確認します。お湯側のハンドルが少し固くなっています。確かにポタポタと水漏れを起こしていますが現段階ではお湯とお水のどちらが悪いか判断できません。次に給水の元栓を止めてハンドル上部を分解し点検を行います。分解の方法として、ハンドル上部にあるカバーをカッターなどの尖った物を使い開けます。
すると、頭がプラスになったネジが見えますので、プラスドライバーでネジを外します。ネジが外れましたらハンドルを持ち上げてハンドルを外します。このときハンドルを左右に揺らしながら持ち上げるとハンドルを外しやすいです。
次にモンキーという工具を用いてスピンドルの上にあるカバーを外します。後はスピンドルを回していけば分解完了です。スピンドルの先にケレップと呼ばれるパッキンが有りますのでケレップを手で取ってあげれば蛇口本体の中の状態がよくわかります。今回の蛇口では蛇口本体の摩耗や劣化は確認できませんでしたが、ケレップと呼ばれるパッキンがお湯側もお水側も経年劣化を起こしている事が解りました。手でパッキンを触るとゴムが溶けて手がまっ黒になりますので劣化の具合が解りやすいです。今回はケレップ2つを交換し、部品を元の状態に組み付け直し、水漏れが治まった事を確認し作業終了となりました。
自分でパッキン交換をされる方にアドバイスですが、スピンドル上部のカバーを締める際、あまり強く締めすぎるとハンドルが固くなってしまいますのでカバーを少しずつ緩めながら調整すると良いかと思います。又、カバーを緩めすぎると今度はスピンドル上部より水が漏れますのでご注意をお願いします。