静岡市駿河区中田 ワンホール水栓交換作業

静岡市駿河区中田 ワンホール水栓交換作業
本日は、一般住宅の1階にある台所、使用年数20年の蛇口での水漏れ修理案件をご紹介します。駿河区のお客様より台所の蛇口が水漏れをしていると電話で修理のご依頼を頂きました。もう長年使用している蛇口なので修理できるのだろうか、修理できない場合はどうすればよいのかと、色々と気になることをご質問頂きました。詳しい話しを聞きたいけど、まずは蛇口を見にきて欲しいとのことでしたので、駆けつけました。使用されている蛇口についてお話しをお聞きすると、約20年使ってきたそうで、レバーの付け根部分から水が垂れてしまうそうでした。確かにレバー部分を操作すると2~3筋の水が垂れていき、蛇口の根元に水たまりを作りました。レバーの動きも固く、ギギギっと音が鳴っていました。レバータイプの混合水栓は、レバーを左右に動かして水とお湯の切り替えと温度調節を、上下に動かして出したり止めたりを調節する蛇口です。今まで蛇口のメンテナンスはしたことがないそうでした。止水をし、レバーを取り外して内部を詳しく点検しました。レバーの下にはカートリッジと呼ばれる部品が入っています。このカートリッジはレバータイプの蛇口の心臓部分となる部品で、温度調節と出したり止めたりの全てがこの部品の役割になります。今回、レバーの付け根部分から水が出て垂れていたのも、本来蛇口の吐水部からしか水はでないのですが、カートリッジの内部を水が通過してカートリッジの上に湧き出してしまったことが原因でした。カートリッジは一般的には7~10年毎に交換した方がよいとされる消耗品です。車のタイヤが少しずつ擦り減っていくように、カートリッジも毎日使い動く部品ですから、動く度に少しずつ摩耗してすり減っていき、動きが固くなったり今回の様な水漏れを起こします。しかし、もう製造されてから20年経った蛇口では修理用の部品が現在もまだつくられているという可能性は低く、さらにこの蛇口のメーカーは2007年に無くなってしまったメーカーだったため、修理部品の入手は困難な状態。仮に部品を入手できて交換修理ができたとしても、今後別の箇所で不具合が起きた時にそちらを修理できる可能性は非常に低いと考えられます。お客様も同じようにお考えのようで、修理をしてもいつかは新しい蛇口に交換する時が来るのであれば、今回修理はせず新しい蛇口への交換をご希望でした。車にいるメーカーカタログを見て取り付けが可能な蛇口をご案内した所、 現在の蛇口と同程度の機能の蛇口をご希望で、メーカーにもこだわりがないようでしたので、常に車内にいくつか常備している蛇口の中から、私が自信を持っておすすめしている蛇口を実際に手に取って見て頂き、そちらをお選び頂きました。今回の蛇口のように、シンクに開いた一つの穴を貫通している蛇口をワンホールタイプといいます。流し台の収納部分の中、もしくは収納内の点検口の奥に水道との接続部があります。流し台の収納にしまってある物を丁寧に出させて頂いて、蛇口の接続部を探します。今回はベニヤの化粧板で作られた点検口の奥にありました。流し台の中に頭から入り、蛇口の固定部をシンクの下から外していきます。さすがは20年ぐらつきもなく固定していましたから、サビ付きもあり頑丈でなかなか外れてくれませんでした。水とお湯の接続部も丁寧に取り外して既設蛇口をシンクの上から抜き取り、取り外しが完了。新しく取付ける蛇口は上から施工タイプですので、暗くて手しか入らないシンクの下での固定ではなく、シンクの上で目でしっかりと確認しながら確実に固定ができます。水とお湯の接続はシンク下で行う必要はありますが、20年前の蛇口は銅製の管での接続でしたが、新しい蛇口は柔らかいホースでの接続なので技術の進歩により作業が以前より楽になりました。柔らかいとはいえ、急な角度で曲げたりはできませんので窮屈な接続はできませんので注意は必要です。無事水とお湯の接続が終わり、通水して稼働点検を行います。しっかり水もお湯も出て、温度調節や水量調節もできることを確認して作業終了。お客様に実際に使って頂きました。まずはレバーが軽い!と驚きました。そうです、レバータイプの蛇口は指一本でも上下左右に動かすことができます。カートリッジが摩耗してくるとその動きが固くなり、動かすのに力が必要になっていき、ギギギっと音が鳴るころにはすごく固くなってしまいます。ただ、ある日突然急に固くなるのではなく、毎日少しずつの摩耗により徐々に固くなっていくので気づきにくいのです。「固くなって来たら修理」というのは判断が難しいので、「取付けから7~10年経ったら修理」というのが目安です。