富士市 洋式トイレ詰り

富士市大渕 トイレ脱着作業

富士市大渕 洋式トイレ脱着
本日は、一般住宅の一階に設置された使用年数が約10年の洋式トイレ詰り修理案件をご紹介します。
お客様より修理のご依頼を頂いたのが朝8時でした。当店の開店時間に合わせてご連絡を下さったようです。
トイレの水が中々引いていかないので、見て欲しいと言われました。その日は朝から予約の案件がいくつか入っていましたので、申し訳ございませんが直ぐにはお伺いができませんとお伝えしたところ、一応、流れることには流れるので少し待つとおっしゃってくだしましたので朝一番の案件が終わり次第、修理にお伺いしました。お客様のお家に到着しトイレの水を流し点検を行いました。すると、水は流れてはいくのですが、水の引きが悪いです。便器内では無く、外の排水管内での詰りの可能性がありましたので、外の排水マスの点検を行いました。トイレの出口から最終マスまで蓋を開けて詰りが無いか確認しましたが、詰りは有りませんでした。何年か前に下水管の工事を行った様で、むしろパイプ内は綺麗なくらいです。排水管内での詰りは否定されましたので、便器内での詰りになります。お客様は少しご高齢の方でしたので、念のために何か異物を誤って落としてしまったとかはありませんかと聞いてみましたが、心当たりが無いとの事でした。便やペーパーが原因で詰まっている時はローポンプという機械で押し出してあげれば簡単に詰りを解消させる事ができます。早速ローポンプでの詰り除去を開始しました。ローポンプで便器内の水を押し込むと簡単に水が排出されていきました。詰りがしっかり解消されているか確認の為、トイレットペーパーを流してみます。すると、流れてはいくのですがどうもすっきり流れません。再度ローポンプにて便器内の水を押し込みます。再びトイレットペーパーを流してみましたが、やはり結果は同じですっきり流れていきませんでした。こうなってくると、便器内に何か異物が入っている可能性がだいぶ高いですので、今度は便器を外してみました。便器内も便器下の排水管内を見ても何も異物はありませんでした。便器内配管の見えない曲り部での詰りだと思いましたので、便器を外に運び、便器の裏からワイヤーを入れてみました。すると、何か硬い物がワイヤーに当たりました。ワイヤーでコツコツと当ててみると便器の表側から異物が出てきました。異物の正体は洗濯ばさみでした。お客様に洗濯ばさみをお見せしたところ、心当たりがあると言われました。洗濯物を干している時にトイレに行き、ポケットの中に洗濯ばさみを入れていた事に気が付かず、誤って落としてしまった様です。詰り原因も解り除去ができましたので、便器を組み立てて、再度しっかり流れるかを確認し作業終了となりました。本人が気が付かない内にポケットに入っていた物などを落として詰まらせてしまうケースがたまにありますので、トイレ内にはあまり小物を置いたり、物を持っていかないほうが良いかと思います。